9月22日、『Mirror』は「マンチェスター・ユナイテッドは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に向けて9000万ポンド(およそ174.3億円)の入札を準備している」と報じた。
2009年にマンチェスター・ユナイテッドから8000万ポンド(現在のレートでおよそ154.9億円)でレアル・マドリーへと移籍したクリスティアーノ・ロナウド。当時世界最高額の移籍金が支払われた取り引きであったが、その期待に応えて傑出した成績を残し続けている。
しかし記事によればクリスティアーノ・ロナウドは来年の夏に新たな挑戦へと向かう準備が出来ているとのことで、マンチェスター・ユナイテッドは9000万ポンドを投じて、かつて所属していた彼を再びオールド・トラッフォードにもたらそうと狙っているという。
ただ、ロナウドに近い筋の情報では、31歳という年齢を考えればレアル・マドリーは7000万ポンド(およそ135.6億円)程度の入札があれば売却を考えるのではないかとのこと。
クラブ側も選手本人も退団を仄めかしたことはないものの、クリスティアーノ・ロナウドに関する移籍の噂は根強く流れており、キャリアの最後はアメリカで終えたいと思っているという内容の報道もあった。
また、先日はフランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンが1億1000万ポンド(およそ213億円)というとてつもない金額を用意しているという報道があり、なぜかこのところ再びメディアでこの種の話が加熱し始めている。
とはいえ、レアル・マドリーがロナウドの所属によって得られている利益は相当なものになるはずであり、衰えてもいない彼を買ったときよりも安い価格で放出するとは考えにくいものである。