2年目を迎えた明治安田生命J3リーグはここまで26節が終了。JFLから昇格したばかりのレノファ山口が相変わらず首位を快走しているが、ここに来てシーズン初の連敗を喫し、2位町田ゼルビアとの勝ち点差が6へと縮まった。
先週末に山口を破ったのは、昨季J2最下位で降格したカターレ富山。
25節終了時点で6位と難しいシーズンを送っているが、山口戦では開始早々の1分に先制されるも後半、苔口卓也と北井佑季のゴールで逆転。2-1の勝利を収めた。
その富山が今週末の20日に行われるホームでの福島ユナイテッド戦に向けて、ちょっと変わった“はし”を発売することを発表している。
この「希望のかけ箸」、素材に福島県産杉間伐材「磐城杉」を使用した高級割り箸で、富山と福島のエンブレムやクラブカラーを元にデザイン。
2つの箸袋に鮮やかに描かれているのは、福島県でも有数の名所として知られる『五色沼』と『塔のへつり』。この割り箸が福島と富山との復興の架け橋となり、震災から4年半が経過した中で「復興支援を再度考えるきっかけとなるように」という願いが込められている。
「希望のかけ箸」自体は元々、福島県いわき市の箸屋「株式会社磐城高箸」が販売しているもので、今回は両クラブとのコラボにより限定200セット(1セット2膳入り)を販売。売り上げの一部がJリーグとJクラブによる東日本大震災復興支援活動「TEAM AS ONE」への義捐金として、通常の「希望のかけ箸」と同じように寄付される。価格は432円(税込)。
カターレ富山と福島ユナイテッドの試合は20日(日)、魚津桃山運動公園陸上競技場で13:00にキックオフ。会場での販売は10:45から行われ、在庫が残った場合はカターレ富山のオンラインショップで販売される。