16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節ローマ対バルセロナ戦。
世界が注目この試合に、ローマの“バンディエラ”ことフランチェスコ・トッティは出場しなかった。
Posted by AS Roma on 2015年9月12日
今月末には39歳を迎えるトッティだが、いまだ現役バリバリである。この日のバルセロナ戦には出場しなかったとはいえしっかりベンチ入りしており、ベンチの中からチームを鼓舞した。
さて、そんなこの試合ではローマにとってちょっとしたアクシデントが起きた。
1-1で迎えた50分、ルイス・スアレスとの交錯によりGKヴォイツェフ・シュチェスニが指先を痛め負傷交代となったのだ。
不意の事態にスタジアムは静まり返った。そして、控えGKであるモルガン・デ・サンクティスも準備しピッチへと駆けて行ったのだが…
Totti being legendary again. #ASRoma pic.twitter.com/Ts24jvsX7G
— Sam's Army (@BarstoolSam) 2015, 9月 16
「ほら、いってこいよ!」とでも言いたげのトッティ!なんと、これから試合に出場する選手を豪快に蹴り、ピッチへと送り出したのだ。
デ・サンクティスはトッティと同じ38歳。学年でいうとトッティの方が一つ上であるとはいえ…ローマというクラブにおけるトッティの親分っぷりが分かるシーンであった。
ちなみにこのトッティ、試合後にはやはりあの選手のもとへと駆け寄っていた。
この日、CL通算100試合出場を達成したリオネル・メッシだ。
両者は今夏行われたジョアン・ガンペール杯でも試合後にユニフォームを交換するなど親交があり、お互いをリスペクトする関係である。メッシがこんな表情を見せるのも珍しいことだろう。