現在イタリアで開催されているテニスのATPワールドツアーの一つ、BNLイタリア国際。
男子世界No.1プレーヤーであるノヴァク・ジョコヴィッチも参加しており、12日、男子シングルス2回戦ニコラス・アルマグロ戦に出場した。
Game, set, match #NovakDjokovic 6-1, 6-7(5), 6-3 after a scare! pic.twitter.com/kTKQxr2V9T
— Live Tennis (@livetennis) 2015, 5月 12
ファーストセットを6-1と奪ったジョコヴィッチだったが、セカンドセットをタイブレークの末落とし試合はファイナルセットに突入。しかし、さすがは世界No.1プレーヤー。最終セットを6-3と制すとこの試合に勝利した。
錦織圭やラファエル・ナダル、アンディー・マレーといったトッププレーヤーたちがマドリードオープンに出場する中、このBNLイタリア国際に向けコンディションを整えていたジョコヴィッチ。テニスの試合中継では試合後、テレビカメラのレンズにサインするという文化があるのだが、このアルマグロ戦後にジョコヴィッチが記したメッセージは少し意外なものだった。
Se il numero uno del tennis tifa Roma...
http://t.co/JCZ1n0xUTB #ASRoma #ForzaRoma @DjokerNole pic.twitter.com/hcyazp5kSA
— AS Roma (@OfficialASRoma) 2015, 5月 12
ジョコヴィッチはカメラのレンズに貼られたフィルムにサインしているため、このままでは少し分かりづらい。この画像を反転してみよう。
レンズには"FORZA ROMA(頑張れ、ローマ)"とある。実はこれ、セリエAのローマに向けた応援のメッセージだったのだ。
もともとジョコヴィッチはサッカーも好きであり、サッカー選手とも交流がある。では、なぜこのタイミングでローマにメッセージを送ったのだろうか?
その理由は、試合が行われた前日にあった。