9月13日、『UOL Esporte』や『Globoesporte』など各メディアは「リーガ・エスパニョーラのバルセロナとレアル・マドリーの両クラブは、サントスに所属しているブラジル代表MFルーカス・リマの獲得に興味を示している」と報じた。
ルーカス・ハファエウ・アラウージョ・リマは1990年生まれの25歳。先月発表されたコスタリカ戦、及びアメリカ戦に向けたブラジル代表のメンバーに入ったことで大きな話題を集めた国内屈指の攻撃的MFである。
2012年から所属したインテルナシオナウではブレイクできなかったものの、その後スポルチ・ヘシフェへのレンタルで才能を開花させ、昨年から名門サントスの中心選手となっている。
既に彼に対しては両クラブから接触があったと言われている。
代理人のヴァギネル・リベイロが話したところによれば、バルセロナのネイマールをマネージメントしている会社とは懇意にしており、何らかの動きがあることが示唆されている。
ただしバルセロナは今夏FIFAの罰則を受けているために新しい選手を登録することが不可能であり、何らかの具体的な動きには至っていないようだ。
一方でレアル・マドリー側はフロレンティーノ・ペレス会長のコネクションを利用してサントスとも接触を行っており、「今夏獲得してヘタフェに貸し出す」という希望を持っていたようだ。
ただ外国人枠の問題があったためにその提案が現実の動きに至ることはなく、取り引きは停滞しているとのこと。
現在ブラジルリーグ最高の選手ではないかと言われているルーカス・リマ。25歳と決して若くはないが才能は高く評価されており、1月のマーケットでは注目すべき一人となりそうだ。