6月13日、『Uol』や『Calcionews24』は「イタリア・セリエAのミランは、ブラジル全国選手権1部のサントスに所属しているMFルーカス・リマの獲得に向かっている」と報じた。

ルーカス・ハファエウ・アラウージョ・リマ、通称”ルーカス・リマ”は1990年生まれの24歳。左利きでキックの精度を武器としているチャンスメイカーとして知られる。

インテル・ジ・リメイラの下部組織出身で、2012年にインテルナシオナウへと移籍。スポルチ・ヘシフェへのレンタル移籍を経験した後、昨年からサントスに所属している。

先日コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの獲得に近づいていると報じられたミランは、株式をタイ富豪のビー・テイチャウボル氏に売却したことによって資金の調達に成功しており、マーケットで精力的な動きを見せている。

ルーカス・リマとの交渉は数ヶ月前から始まっているとのことで、既に両者の間では基本的な合意があるという。ただ、彼はFCポルトとも接触していることが報じられている。

ちなみに彼の保有権は既にドーイェン・スポーツが80%保有しており、ビー・テイチャウボル氏やジョルジュ・メンデス代理人との関係が深い選手である。なぜ噂が出ているかという理由は誰にでもすぐに想像できるだろう。

サントスとの契約は2017年末まで残っており、移籍金は500万ユーロ(およそ7億円)程度ではないかと推測されている。

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