『Kicker』は「マンチェスター・ユナイテッドは、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーを獲得するために移籍金1億2000万ユーロ(およそ162.9億円)の提示を行っていた」と報じた。

今夏ロビン・ファン・ペルシー、ラダメル・ファルカオ、そしてハビエル・エルナンデスとストライカー3人を放出し、ワントップをウェイン・ルーニーが務めているマンチェスター・ユナイテッド。

先週末にアントニ・マルシャルがデビューゴールを決めたとはいえ、シーズンを通して戦うには明らかにストライカー不足であるとも言われている。

しかし記事によればマンチェスター・ユナイテッドは「世界最高額」の移籍金を準備し、ルイス・ファン・ハール監督の教え子でもあるトーマス・ミュラーを獲得に向かっていたようだ。

その額はなんと1億2000万ユーロ。これはクリスティアーノ・ロナウドやギャレス・ベイルがレアル・マドリーに移籍した際の9400万ユーロ(現在のレートでおよそ127.6億円)を遥かに超える世界最高額の入札である。

さらに、年俸についても1250万ユーロ(およそ17億円)の五年契約が提示されていたとのことで、こちらの総額も6250万ユーロ(およそ84.8億円)。

マンチェスター・ユナイテッドは合わせて1億8250万ユーロ(およそ247.7億円)というとてつもない額をトーマス・ミュラーの獲得に向けて費やす可能性があったようだ。

だが、記事によればバイエルン・ミュンヘンはトーマス・ミュラーを売却するプランがなかったため、マンチェスター・ユナイテッドには交渉に応じる余地はないと一蹴したという。

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