この夏、バイエルンを退団していた36歳のFWクラウディオ・ピサーロ。
コパ・アメリカ2015にも出場するなど現役バリバリであるが、その新天地に選んだのはかつて自身が在籍したヴェルダー・ブレーメンだった。
ピサーロがブレーメンに復帰するのは2012年以来3年ぶりのこと。また、ブレーメンでの在籍はこれが通算3度目であるが、「このクラブで成功のために努力できるというのは非常に刺激的だ」というコメントを残している。
そんなピサーロは13日に行われたブンデスリーガ第4節ホッフェンハイム戦で初めてベンチ入りしたのだが、1-1で迎えた82分、ウリセス・ガルシアとの交代で早くもプレー時間を手にすると、出場から間もなく結果を残して見せた。
途中出場からわずか10分後の後半アディショナルタイム、カウンター気味の展開からロングフィードに走り込むと、抜群のキープ力で選手を引きつける。
そして同僚FWアントニー・ウジャーがフリーになったの見ると右足アウトサイドでパスを送り、これをウジャーが冷静に決め勝ち越しゴール!
いかにもピサーロらしい職人技で価値あるゴールを演出した。
ちょっとふっくら感のあるピサーロだが、やっぱりブレーメンのユニフォームがよく似合う!
ブレーメンでは159試合に出場し89ゴールをあげているピサーロ。出場時間は限られそうだが、そうした状況でもその職人技で確実に結果を残すことだろう。
なお、試合はこの後ブレーメンがさらに1点を追加し1-3で勝利している。