試合終了後、イカルディはこんなツイートをしている。

ツイートに添えられたのは、この日のキャプテンマークとインテルのレジェンドで現在はクラブの副会長を務めているハビエル・サネッティとの一枚だ。

キャプテンマークにはこのような文字が書かれている。

MAURO ICARDI
UN CAPITANO

4EVER
J.Z.

INTER-MILAN 13/09/2015

上の二行はイカルディの名前とキャプテン(CAPITANO)という役職名である。

そして真ん中にある"4EVER"は"FOREVER"の意、つまり「永遠」という意味であり、"J.Z."はインテルの偉大なるキャプテン、ハビエル・サネッティのイニシャルである。

そう、イカルディはキャプテンとして挑むこの初めてのミラノダービーで自身のキャプテンマークにサネッティの名前とリスペクトの思いを綴ったのだ。

そして試合後、チームの勝利とともにこのキャプテンマークをサネッティにプレゼントしたというわけだ。

サネッティも自身のTwitterでこの写真を紹介している。

イカルディはサネッティと同じアルゼンチン出身。それだけに、サネッティに対するリスペクトの気持ちは人一倍強いはず。このキャプテンマークを作った時点でこのシナリオを描いており、サプライズ成功させるためにも勝利せねばならないと意気込んでいたに違いない。

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