9月11日、『ESPN』は「ローマのルディ・ガルシア監督は、チャンピオンズリーグで対戦するバルセロナは恐ろしいマシンだと話した」と報じた。

今季チャンピオンズリーグに出場するローマは、9月16日にいきなりバルセロナとのビッグマッチを迎える。

プレシーズンの親善試合では3-0と大敗した相手へのリベンジとなるが、ルディ・ガルシア監督は相手の強さを認めながらも、奇跡を起こしたいと話した。

ルディ・ガルシア
(ローマ監督)

「バルセロナは恐ろしいマシンだ。誰もが確信しているよ、彼らが18ポイントを取るだろうと。しかしそれは我々が6ポイントを奪われると言うことを意味する。

しかし、サッカーには時に奇跡が起こるものだ。我々は失うものなど何もないし、オッズをひっくり返すだけのアップセットを起こすため、出来る限りのことをしてきた。

8月に行われた親善試合のことは忘れなければならない。あのときは苦しんだが、我々の目標は次のラウンドに進むことだ」

「(トッティについて)

彼はスターだ。信じられないような選手だ。ローマにとって、トッティの方が大事なのか、ローマ法王の方が大事なのか、誰も分からないのさ。

キャプテンは良い調子だ。それは信じられないことだよ。あと数日で39歳になる選手だと考えればね。彼は何も特別な扱いは求めない。しかし彼は特別な存在であるし、ピッチの中でも外でも我々を助けてくれる。

私がここに到着したとき、彼には『私の目標は君と一緒にタイトルを取ることだ』と話した。そして私はまだそれを信じている。200%ね。

彼が引退しようとする時が来るなんて考えられない。出来るだけ長く楽しみ、自分を鍛え、重要な選手であり続けていくだろう」

「(ジェコとトッティの関係について)

彼らは、5バックを相手にした際の4-3-3で共にプレーできる。守備的な義務が少ないときにね。イタリアではウイングは40%守備をしなくてはならないが、チャンピオンズリーグでは2~3%でいいときもある。

そうでなければ、トッティを司令塔とした4-3-1-2、あるいは4-2-3-1にスタイルを適応させる必要があるね。4-4-2でもいいだろう。我々はもっと、もっと努力しなければいけない」

「(ディーニュについて)

彼は本当に印象深かった。モチベーションに溢れているし、ここに来て満足してくれている。ユヴェントス戦で彼をスタメン起用するのはプランになかったんだけどね。しかしヴァシリス・トロシディスに問題があった。彼がプレーできなくて、私はディーニュをピッチに送った。

メンバーには、代表チームに入ってEUROに出たいという目標を持っている選手がいる。そのケースの一人がディーニュだ。彼はここで何をすれば良いかを理解していたから、私は彼を選んだ」

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