9月12日、『Liverpool Echo』は「チェルシー戦が行われていたグディソン・パークのスタンドで、密かに人命救助を行って去って行った人物がいた」と報じた。

昨日エヴァートンは本拠地でチェルシーと対戦し、3-1というスコアで貴重な勝利をあげた。スタンドで事件が起こったのは後半の途中である。

メインスタンドで観戦していたファンの一人が食べ物を喉に詰まらせ窒息しかけていたところ、どこからともなく何者かが現れ、治療を行い、そして去って行ったという

ジェイソン・ペイトン
(エヴァートンファン)

「私の後ろで多くの叫びが聞こえ、スチュワードを呼んでいた。その時何が起こっているのかを把握したんだ。

数列後ろであるエヴァートンのファンが喉に食べ物を詰まらせて、窒息しかけていた。彼は呼吸に苦しんでおり、悪い方向に進んでいた。顔は赤くなり、目は回っていた。

しかし、どこからともなくある人物が現れて、彼のもとに駆けつけた。その人物は彼を治療し、喉から食べ物を取り除いた。

その数分後にスチュワードや救護者が到着し、彼を連れて行った。我々はあの英雄を見つけて、彼を認識すべきだ。彼は男の命の危機を救ったんだ」

なお、ジェイソン・ペイトンの証言によれば、茶色がかった髪をした30代後半から40代前半の人物であったとのことだ。

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