9月11日、『fiorentinanews』など各メディアは「フィオレンティーナのイタリア代表FWジュゼッペ・ロッシは、大幅な減給が行われた新契約を結ぶ可能性が高い」と報じた。
アメリカ生まれで、しかもマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属していたという異色の経験を持っているジュゼッペ・ロッシ。高い得点力と技術を併せ持つストライカーとして知られるが、キャリアの大半で怪我に苦しんでいる。
昨年も膝のケガで手術を行っており、今週末に行われるジェノア戦で482日ぶりに復帰することが予想されている。
彼は先日発表された給与のランキングではフィオレンティーナでもっとも高価な選手であったが、今回ロッシはクラブから提示された減給に同意し、1年延長の新契約を結ぶことになったという。
現在は年240万ユーロ(およそ3.3億円)を受け取っているものの、それは170万ユーロ(およそ2.3億円)まで削減される予定。ただし、出場試合数とゴール数によってボーナスが加わり、最大では260万ユーロ(およそ3.5億円)まで上昇することになる。
ジュゼッペ・ロッシの代理人を務めているアンドレア・パストレッロ氏は『Radio Bruno』に対して以下のように話し、新契約を結べたことに満足していると答えた。
アンドレア・パストレッロ
(代理人)
「我々はこのニュースにとても満足している。契約としては、今年の条件のリストラであり、来年のためのものではない。
ジュゼッペ・ロッシは強いシグナルをくれた。我々はこの問題に3ヶ月取り組んできたが、ようやく結論に近づいている」