名古屋グランパスに所属するFWミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチは、先日行われたEURO2016のスイス戦でゴールをあげた

試合はこの後スイスに逆転を許し、ノヴァコヴィッチ自身も負傷交代というアクシデントに襲われたが、2位争いをしていたスイスとの大一番で貴重な先制ゴールをゲットするあたりは流石同国のエースストライカーである。

これで代表通算31得点としたノヴァコヴィッチは、ズラトコ・ザホヴィッチが持つ同国の歴代最多得点記録まであと4と迫っている。チームはプレーオフ進出圏の3位につけており、ノヴァコヴィッチの姿をEURO本戦で見ることができるかもしれない。

そんなノヴァコヴィッチだが、EURO2016予選ではここまで6得点を奪っている。

スロベニアの総得点が15であることを考えるとノヴァコヴィッチの活躍がいかにチームを救っているかが分かるのだが、この6得点という数字は大会出場選手の中でもかなり上位のものだった。

1位:ロベルト・レヴァンドフスキ 10得点(ポーランド)
2位:トーマス・ミュラー 8得点(ドイツ)
3位:アルチョム・ジュバ 7得点(ロシア)
3位:エディン・ジェコ 7得点(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
3位:ウェイン・ルーニー 7得点(イングランド)
3位:カイル・ラファティー 7得点(北アイルランド)
7位:ダニー・ウェルベック 6得点(イングランド)
7位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ 6得点(スウェーデン)
7位:ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ 6得点(スロベニア)
7位:アレク・ミリク 6得点(ポーランド)
7位:ギャレス・ベイル 6得点(ウェールズ)

こちらが今予選における得点ランキングの上位者である。

この予選ではこれまで290選手がゴールをしているが、ノヴァコヴィッチの6得点は7位タイ。しかも、ダニー・ウェルベックやズラタン・イブラヒモヴィッチ、ギャレス・ベイル、アレク・ミリクといった世界的ストライカーと肩を並べる記録である。こりゃ立派!

ちなみに、ノヴァコヴィッチの得点の内訳は以下の通り。

グループE第2節 スロベニア 1 - 0 スイス
→1得点

グループE第3節 リトアニア 0 - 2 スロベニア
→2得点

グループE第5節 スロベニア 6 - 0 サンマリノ
→1得点

グループE第6節 スロベニア 2 - 3 イングランド
→1得点

グループE第7節 スイス 3 - 2 スロベニア
→1得点

なお、1位から3位にも錚々たる顔ぶれが並んでいるが、1位のレヴァンドフスキはジブラルタルから2試合合計6得点を奪うなど固め取りしている。

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