5位 サウサンプトン

<何を求めていたか>

最高のプレミアリーグの後、最低限のチャレンジ。

<彼らが得たものは>

ナサニエル・クラインとモルガン・シュナイデルリンは常に売却が予想され、ヴィクター・ワニャマとサディオ・マネへのオファーを拒絶する前に代役候補の殆どを確保した。

<今季の予想>

トビー・アルデルヴァイレルトをゲットできなかったことは打撃だったが、再び効果的な移籍ウィンドウであったし、重要な選手たちを売却しながら成長を続けるのは非常に難しい道となるだろう。

<主な獲得選手>

フアンミ(マラガ)、セドリック・ソアレス(スポルティング・リスボン)、マールテン・ステケレンブルフ(フラムからローン)、クコ・マルティナ(FCトゥウェンテ)、ヨルディ・クラーシ(フェイエノールト)、スティーヴン・コーカー(QPRからローン)、オリオル・ロメウ(チェルシー)、ハリー・ルイス(シュールズベリー)、フィルヒル・ファン・ダイク(セルティック)

4位 リヴァプール

<何を求めていたか>

ストライカー、数名のサイドバック。ラヒーム・スターリングに性格を改めさせ、彼の代理人と手を切り、マンチェスター・シティに加わるよりリヴァプールをチャンピオンズリーグに戻す手助けをさせること。そして、マリオ・バロテッリについては、1600万ポンド(およそ29億円)で連れてってくれる引取先を見つけること。

<彼らが得たものは>

ブレンダン・ロジャーズはラヒーム・スターリングの考えを変えること以外、望んでいた全てを手に入れた。5000万ポンド(およそ90億円)の移籍金は慰めにすぎない。リヴァプールはナサニエル・クライン、ダニー・イングス、そしてジェームズ・ミルナーについて早期のサインを実現した。ジョー・ゴメスとロベルト・フィルミーノの獲得は皆を驚かせ、最優先ターゲットのクリスティアン・ベンテケを獲得し、マリオ(・バロテッリ)を追いやることに(今のところは)成功した。

<今季の予想>

ロジャーズは求めた選手、道具、チームを再構築するための現金という全てを与えられた。彼の望むフォーメーションが出来上がり、言い訳は終わりだ。契約の成否は時が立てばわかる。しかし、指揮官は今シーズンも失敗すれば隠れる場所すら無いだろう。

<主な獲得選手>

ロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)、ジェームズ・ミルナー(マンチェスター・シティ)、ダニー・イングス(バーンリー)、アーダーム・ボグダン(ボルトン)、ジョー・ゴメス(チャールトン)、ナサニエル・クライン(サウサンプトン)、クリスティアン・ベンテケ(アストン・ヴィラ)、タイウォ・アウォニイー(インペリアル・アカデミー)

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