8月29日、『Calcionews24』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、ユヴェントスのイタリア代表FWシモーネ・ザーザに対する追求を続けている」と報じた。
今夏サッスオーロから1800万ユーロ(およそ24.4億円)で保有権を買い取られたザーザであるが、マリオ・マンジュキッチやパウロ・ディバラなど多くの選手が加入したことでチーム内でのポジションが危うくなり、ウェストハムへの移籍が間近だと言われていた。
先日フェルナンド・ジョレンテがセビージャに移籍したことでザーザはユヴェントスが放出を拒むようだが、ウェストハム側はまだ彼の獲得を諦めていないようだ。
ただ、入札については1500万ユーロ(およそ20.4億円)という条件で行われているとのことで、これではユヴェントスが今夏買った価格よりも少ない額になってしまう。
また、『Gazzetta dello Sport』は「ユヴェントスのフランスU-21代表FWキングスレイ・コマンは、バイエルン・ミュンヘンに移籍することがほぼ決まった」と報じている。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督も記者会見でその事実を認めており、移籍はコマン自身の希望であったと明かしている。そのため、こちらについてはザーザと違って退団は決定的である。
条件については細かく報告はされていないが、2年のローンで手数料は700~800万ユーロ(およそ9.5~10.9億円)、買い取りオプションは2000万ユーロ(およそ27.2億円)程度になるとのこと。
また、それ以外にもユヴェントス側がシーズンの間で一定の額を支払うことによって買い戻すことが出来る、いわゆる「アルバロ・モラタ方式」の契約が付随しているようだ。
前線に退団の噂が続く一方、中盤には補強が行われるようだ。『Sky』は「ユヴェントスとシャルケ04の間で行われているユリアン・ドラクスラーの移籍交渉が合意に近づいている」と報じた。
移籍金についてはシャルケ側が2700万ユーロ(およそ36.7億円)+ボーナス最大500万ユーロ(およそ6.8億円)、ユヴェントス側が2500万ユーロ(およそ33.9億円)+ボーナス最大700万ユーロ(およそ9.5億円)という条件を希望しているが、基本的に総額には違いがない。
そのため、両者はほぼ2600万ユーロ(およそ35.3億円)+ボーナス最大600万ユーロ(およそ8.1億円)という条件で最終的に合意する準備が出来ているとのことだ。