ドルトムントとのELプレーオフ1stレグで、一時は3-0とリードするなど話題を呼んだノルウェーのクラブ、オド・グレンラン。
結局試合はドルトムントに3-4と敗れたのだが、27日、そのリターンマッチとなる2ndレグがジグナル・イドゥナ・パルクで行われた。
Tuchel: "Die Jungs strahlen eine große Lust aus“ #bvbodd http://t.co/7j5x5fcp99 pic.twitter.com/DayWYhPAnc
— Borussia Dortmund (@BVB) 2015, 8月 27
オドが逆転勝利を演じるには、最低でも2点差での勝利か5点以上を奪っての1点差勝利が必要だった。
しかし、この日のドルトムントは攻撃陣が絶好調。ヘンリフ・ムヒタリャンが豪快ミドルでゴールをこじ開けると、マルコ・ロイスなどもゴール。香川真司も2ゴールをあげる活躍を見せ、ドルトムントが2戦合計11-5という乱打戦を制し本戦への出場を決めた。
この試合で36本ものシュートを浴びせたドルトムント。そのほとんどが決定機と呼べるものであり、逆に言えば7点しか決められなかったことがやや不思議な感じもするのだが、この日のドルトムントに立ちはだかったのが(7失点しているが…)オドGKソンドレ・ロスバッハだった。
なかでも、前半途中にロスバッハが見せた渾身のスーパーセーブ三連発がこれだ。
左サイドからのクロスのこぼれ球にマティアス・ギンターが反応しシュート!
しかしロスバッハはこれを左足で防ぐと、続くシュートも両腕で弾く。このこぼれ球が逆サイドで待っていたヘンリフ・ムヒタリャンの方へと飛びさすがにゲームオーバーかに思われたのだが、ムヒタリャンのヘディングにもすぐさま立ち上がりなんとかボールを弾きだして見せた。
時間にして4秒ほどであったが、この間にロスバッハは3つのセーブを記録している。
また、このシーンをゴール裏から撮影した貴重な映像があった。
シュートの度に歓声は溜め息へと変わるこの感じ…スタジアムの臨場感が伝わってくるナイスな映像である。
このドルトムント戦で好セーブを連発したロスバッハは1996年生まれの19歳。
まだまだあどけなさの残る青年で、この試合では髪を上でくくるキュートなヘアースタイルで試合に臨んでいた。