ドルトムントとのELプレーオフ1stレグで、一時は3-0とリードするなど話題を呼んだノルウェーのクラブ、オド・グレンラン。

結局試合はドルトムントに3-4と敗れたのだが、27日、そのリターンマッチとなる2ndレグがジグナル・イドゥナ・パルクで行われた。

オドが逆転勝利を演じるには、最低でも2点差での勝利か5点以上を奪っての1点差勝利が必要だった。

しかし、この日のドルトムントは攻撃陣が絶好調。ヘンリフ・ムヒタリャンが豪快ミドルでゴールをこじ開けると、マルコ・ロイスなどもゴール。香川真司も2ゴールをあげる活躍を見せ、ドルトムントが2戦合計11-5という乱打戦を制し本戦への出場を決めた。

この試合で36本ものシュートを浴びせたドルトムント。そのほとんどが決定機と呼べるものであり、逆に言えば7点しか決められなかったことがやや不思議な感じもするのだが、この日のドルトムントに立ちはだかったのが(7失点しているが…)オドGKソンドレ・ロスバッハだった。

なかでも、前半途中にロスバッハが見せた渾身のスーパーセーブ三連発がこれだ。

左サイドからのクロスのこぼれ球にマティアス・ギンターが反応しシュート!

しかしロスバッハはこれを左足で防ぐと、続くシュートも両腕で弾く。このこぼれ球が逆サイドで待っていたヘンリフ・ムヒタリャンの方へと飛びさすがにゲームオーバーかに思われたのだが、ムヒタリャンのヘディングにもすぐさま立ち上がりなんとかボールを弾きだして見せた。

時間にして4秒ほどであったが、この間にロスバッハは3つのセーブを記録している。

また、このシーンをゴール裏から撮影した貴重な映像があった。

【音量やや注意】

シュートの度に歓声は溜め息へと変わるこの感じ…スタジアムの臨場感が伝わってくるナイスな映像である。

このドルトムント戦で好セーブを連発したロスバッハは1996年生まれの19歳。

まだまだあどけなさの残る青年で、この試合では髪を上でくくるキュートなヘアースタイルで試合に臨んでいた。

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