8月26日、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは「ポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンは、フランス・リーグアンのモナコに移籍することが決まった」と公式発表した。

契約については1年のローン。購入オプションについては明言されておらず、この場合は付随していない可能性が高いと思われる。

2011年にベンフィカからレアル・マドリーに加入し、同じポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドの相棒としても知られているファビオ・コエントラォン。

初年度から継続的にチャンスを獲得し、2013-14シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇にも貢献したが、昨季は怪我も重なって出番が減少し、今夏はチームを離れる可能性があると言われてきた。

イタリア・セリエAのインテルやフランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンが興味を示していると伝えられており、後者はローマに去ったリュカ・ディーニュの後釜として検討していたようだ。

レアル・マドリー側は1500万ユーロ(およそ20.4億円)での売却を希望していたが、その条件に前向きだったパリ・サンジェルマンがレイヴァン・クルザワの獲得がほぼ決まったことによって、話が消滅。

その後残った選択肢を検討することになったファビオ・コエントラォン自身がモナコへの移籍を決め、今回の取り引きに至ったとのことである。

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