マンチェスター・シティはバレンシアからアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディを獲得した。
その移籍金は2850万ポンド(55.1億円)とも言われているが、『BBC』では、これは最初に支払うであろう額で、総額(最大で?)3200万ポンド(61.9億円)ほどの取引になるとしている。
そんななか、シティが2008年以降にセンターバック獲得に費やした移籍金について、『Squawka』がまとめていた。
Manchester City have spent approximately £142.6m on centre-backs since they signed Vincent Kompany for £6m in 2008. pic.twitter.com/Yyo68AuCF2
— Squawka Football (@Squawka) 2015, 8月 20
現キャプテンのヴァンサン・コンパニ以後、計8人で総額1.426億ポンド(275.9億円)にもなるという。個別に見てみよう。なお、日本円換算は全て現行レートによるもの。
コロ・トゥレ、1600万ポンド(31億円)2009 from アーセナル
ジェローム・ボアテング、1100万ポンド(21.2億円)2010 from ハンブルガーSV
ステファン・サヴィッチ、600万ポンド(11.6億円)2011 from パルティザン
マティヤ・ナスタシッチ、1200万ポンド(23.2億円)2012 from フィオレンティーナ
マルティン・デミチェリス、350万ポンド(6.7億円)2013 from アトレティコ・マドリー
エリャキン・マンガラ、4000万ポンド(77.4億円)2014 from ポルト
ニコラス・オタメンディ、3210万ポンド(62.1億円)2015 from バレンシア
2008年のコンパニ獲得以降も毎シーズンCBを補強。この2シーズンではマンガラとオタメンディの2人におよそ140億円もの資金を拠出している。
また、今季はすでにリヴァプールからラヒーム・スターリングを引き抜くのに4900万ポンド(94.8億円)を捻出。オタメンディと合わせると150億円以上もの資金を投下している。この圧倒的な資金力には他クラブもなかなか対抗できないであろう。