25日、FIFAの事務局長を務めるジェローム・ヴァルケは、2021年に開催予定のコンフェデレーションズカップをカタールでは開催しないとを発表した。『ESPN』が伝えている。
Jerome Valcke, Blatter's sly sidekick, master of contemptible cynicism, says @oliverbrown_tel http://t.co/DkYinUNhac pic.twitter.com/fh9M0ZNIFr
— Telegraph Football (@TeleFootball) 2015, 2月 25
各大陸王者と世界王者が集結するコンフェデレーションズカップ。現在ではワールドカップの前年にその開催国で行われており、「ワールドカップのプレ大会」としても機能している。2013年のブラジル大会には、日本代表もアジア王者として出場した。
さて、そんな慣例が2021年大会からどうやら変更になるようだ。
すでに大きく伝えられている通り、カタールで行われる2022年ワールドカップは現在のところ11月から12月にかけて開催される可能性が高まっており、それにともない世界中のサッカーカレンダーが大きな修正を求められている。
コンフェデレーションズカップは6月に開催予定であるが、同月のカタールは平均気温40度から50度という灼熱の気候であり、このほどジェローム・ヴァルケはカタールでは開催しないと発言している。
なお、具体的な代替地について明言を避けたが、「カタールを除くアジアで行う」としている。これにより、同じく気候的に厳しい中東での開催は消滅し、理論上日本で開催される可能性も浮上した格好だ。
2019年にはラグビーワールドカップ、そして翌2020年には東京五輪を開催する日本。開催能力的には問題ないはずだ。