昨季CLで早期敗退を喫し、国際レベルでの競争力に疑問符が投げかけられたプレミアリーグ。ただ、アジアやアメリカでの高い人気など「世界最高のリーグ」としての価値はいまだに衰えていない。

その証拠の一つが各クラブがサプライヤー、あるいは胸スポンサーと契約している金額で、ビッグクラブはもちろんその他のクラブでも「これまでで最も素晴らしい契約」といった表現が定着している。

そうした中、ESPNが「English Premier League's most valuable kits, 2015-16」を紹介している。

大きなクラブ以外はキットサプライヤーとの契約額があまり明らかとなっていないため不完全なランキングだが、ひとまずトップ5を見てみよう。金額は年換算でのものだ。

1.マンチェスター・ユナイテッド

1億2200万ポンド(およそ236億円)

adidas 7500万ポンド
Chevrolet 4700万ポンド

2.チェルシー

7000万ポンド(およそ135億円)

adidas 3000万ポンド
Yokohama Tyres 4000万ポンド

3.アーセナル

6000万ポンド(およそ16億円)

Puma 3000万ポンド
Fly Emirates 3000万ポンド

4.リヴァプール

5300万ポンド(およそ102億円)

New Balance 2800万ポンド
Standard Chartered 2500万ポンド

5.マンチェスター・シティ

5200万ポンド(およそ101億円)

Nike 1200万ポンド
Etihad 4000万ポンド

ランキングはやはりというか、ユナイテッドが圧倒する結果に。adidasと今年結んだ10年で7億5000万ポンド(およそ1450億円)という契約が破格すぎる上に、胸スポンサーであるゼネラルモーターズとの契約金額もトップ。貫録の1位といえる。

2位以下はある意味で順当な並びだろうか。今年からチェルシーと5年契約を結んだ横浜ゴムはシティのエティハド航空と同じ年間4000万ポンド(およそ77億円)を支払っているとみられる。

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