ホセ・マヌエル・フラド/ワトフォード/スペイン/29歳/MF

スパルタク・モスクワ→ワトフォード(移籍金600万ポンド、約11.6億円)。

プレミアに戻ってきたワトフォードはこの夏、2000万ポンド(38.7億円)以上を費やし多くの補強を行っている。最も重要な補強のひとつがチェコ人FWマチェイ・ヴィドラのウディネーゼからの完全移籍と、今季その彼と並ばせるであろうフラドである。レアル・マドリー下部出身のフラドだが、名を挙げたのはライバルであるアトレティコ・マドリー在籍時で、その後シャルケ、スパルタクでプレーしてきた。現ワトフォード監督のキケ・フローレスはフラドにとって、アトレティコ時代のボスであり、2010年にはともにEL制覇も果たしている。

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レアル・マドリー下部組織出身のメディアプンタ。両足が使えドリブル突破からラストパスを送ることが出来る、いかにもスペイン出身のMFらしい選手。ただ。試合中のパフォーマンスに波がある。マドリー下部組織時代には「カンテラのジダン」との異名をもち各世代代表でも中心だったが、マドリーではなかなか出場機会が与えられず。2006-07シーズンにアトレティコ・マドリーへ移籍するとチームの中心選手として活躍を見せた。

アンジェロ・オグボンナ/ウェストハム/イタリア代表/27歳/DF

ユヴェントス→ワトフォード(移籍金800万ポンド、約15.4億円)。

サウサンプトン、エヴァートン、ナポリと争った末に、ハマーズが確保に成功。27歳のDFはプレミアリーグでプレーしたがっていたほか、ユーヴェで鉄壁を誇るキエッリーニとボヌッチのコンビを脅かすのに苦労しており潮時だとも感じていた。今季欧州での戦いに戻ってきたウェストハム(予選からELに参戦)にとって、スカッドの強化は不可欠であろうし、オグボンナの加入は新監督スラヴェン・ビリッチにとっていいスタートに見える。

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トリノ下部組織で育成されたナイジェリア系イタリア人。強靭なフィジカルや走力など身体能力を武器に相手の攻撃を防ぐ。また、デビュー時はサイドハーフでもプレーしていたようにボールスキルにも長けている。CBを主戦場とするようになった現在もその特徴はストロングポイントであり、攻撃の起点ともなれる貴重なDF。

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