11月27日、ガーナサッカー連盟は「アヴラム・グラント氏を新たな代表監督として招へいした」と公式に発表した。12月1日から27か月の契約となっており、手数料は20万ドル、月給は5万ドルとなっている。

かつてチェルシーを率いたことで知られているイスラエル人指導者のアヴラム・グラント氏は、その後ポーツマス、ウェストハム、パルチザン・ベオグラードの監督を務め、今年初めからはタイ・プレミアリーグのテロ・サーサナでディレクターを務めていた。

先日クウェシ・アッピアー監督を解任し指揮官が不在となっていたガーナ代表は、当初セルビア人指導者のミロヴァン・ライェヴァツ氏と交渉を進めていたが条件面で折り合わず、アフリカ杯予選終了までそのままの状態が続いていた。

そしてようやく大会まで1か月半となったこのタイミングで新監督が決定。ガーナサッカー連盟の会長を務めるクウェシ・ニャンタキー氏は、「2017年大会での優勝を目指すもの」と話した。


クウェシ・ニャンタキー ガーナサッカー連盟会長

「アヴラム・グラントには選手をよく理解するための時間が必要だ。したがって、今回のネイションズカップを優勝することは、彼に頼むわけにはいかない。

それは非現実的な話だ」

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