28日、レアル・オビエドとのテストマッチに挑んだアトレティコ・マドリー。
この試合の先制点はアントワーヌ・グリーズマンがあげたものなのだが、それを演出したスルーパスがなんともセクシーだった。
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この夏、ビジャレアルから移籍してきた期待のFWルシアーノ・ビエットのこのスルーパス!
パスの瞬間を静止画で見てみよう。
ビエットとグリーズマンに対して、オビエドの選手はそれぞれ1人ずつついている。選手と選手の距離、いわゆる「門」も狭い。
しかし、このビエットはどちらの選手にもギリギリ触られない場所を通している。アタッキングサードのこの位置で、こうしたスルーパスはそう簡単に通らないはずなのだ(もちろん、対峙した2人のDFがよりスーパーな選手であればこのパスは防ぐことができたかもしれない)。
ルシアーノ・ビエットは1993年生まれの21歳。ラシンの下部組織出身で、スピードとミドルシュート、決定力に優れたストライカーで小柄ながら体幹の強さがあり、簡単には倒れないしぶとさも持ち合わせている。
試合はビエットの活躍やフェルナンド・トーレスのゴールもありアトレティコが2-0で勝利。アトレティコはこの今週末、サガン鳥栖とのプレシーンマッチを戦うために来日予定である。