アーセナルがバルセロナの若手MF、セルジ・サンペルの獲得を目指し、オファーの準備をしているようだ。『Daily Mail』によれば、ルイス・エンリケ監督が残留を望んでいるにも関わらず、セルジ・サンペルは退団を検討しているという。

セルジ・サンペルはバルセロナの下部組織出身の20歳で「NEXTセスク・ファブレガス」と称されている選手。兄はプロテニスプレーヤーのジョルディ・サンペル。秀でたゲームコントロール能力を高く評価されており、セスクだけではなく、セルヒオ・ブスケツとも比較されている。バルセロナBではアンカーを務めており、将来を嘱望されている。

バルセロナとの契約は2017年まで残っているが、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は20歳の俊英の獲得を強く切望しており、ローンでの獲得を目指しているポルトと競い合っているという。

しかし、バルセロナとセルジ・サンペルの契約で定められているバイアウト金額は850万ポンド(およそ16億円)であり、それほど高額ではない。アーセナルとしては支払うことが充分に可能であり、バルセロナ側にその額でオファーを送る可能性が高まっているとのこと。


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