2月16日、『L'Equipe』は「ロシアサッカー連盟のニコライ・トルスティフ会長は、EURO2016の出場を逃した場合ファビオ・カペッロ監督を解任すると話した」と報じた。

現在行われているEURO2016予選で、ロシアはグループGの3位に入っている。ここまでの成績は1勝2分け1敗とあまり伸びていないが、まだ6試合を残している状況で、2位以内確保の可能性は低くない。

しかしロシアサッカー連盟は現在ファビオ・カペッロ監督が残している結果については不満を持っており、EURO2016の出場を逃した場合は契約条件により解任となると報告したという。

ファビオ・カペッロ氏は2012年にロシア代表の監督に就任。給与は世界最高クラスとなる年800~900万ユーロ(およそ11~12億円)だと言われているが、それがかなりの間支払われていなかったことでも知られている。

先日はアーセナルの第2株主であるアリシェル・ウスマノフ氏がロシアサッカー連盟に7億円の資金を貸し付け、カペッロ氏の給与を支払ったと言われている。しかし、連盟は2018年ワールドカップに向けて何が何でもカペッロ氏をキープしたいと考えているわけではないようだ。

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