7月13日、エルチェは「今季の新監督として元スペイン代表MFルベン・バラハ氏と契約した」と公式発表した。
今夏財政難に見舞われているエルチェは、先月初めにリーガ・エスパニョーラからの降格処分が言い渡されており、国際スポーツ裁判所への訴えも昨日却下されることに。
監督を務めていたフラン・エスクリバ氏も早々にヘタフェへと去ったため、新しい指揮官を探さなければいけない状況になっていた。
ルベン・バラハは1975年生まれの40歳。バジャドリーの下部組織出身で、アトレティコ・マドリーでもプレー経験があるが、2000年から長く所属したバレンシアでの活躍が印象深い元スペイン代表MFである。
2010年に現役引退後はアトレティコ・マドリーのアシスタントを短期間務めたあと、バレンシアのリザーブや下部組織で指導を行っていた。
なお、バラハ氏にとってはこれが初めてのプロチームの指揮ということで、最初から経営難のクラブを率いるという困難なスタートに直面することになる。