7月8日、『SBS』は「ブリスベン・ロアのオーナーを務めているバクリー・グループは、今月末にクラブを売却することを発表した」と報じた。

今夏深刻な経営危機に陥っているブリスベン・ロア。5月末にはマネージングディレクターのショーン・ドブソンが突然の辞任を発表し、大きな負債を作ったことによる責任を取らされたのではないかと噂された。

さらに6月15日が期限であった選手、及びスタッフの給与を支払うことが出来なかったことが明らかになり、オーナーのバクリー・グループ(インドネシアに本社を置くコングロマリット)も90億ドル(1.09兆円)近い負債を抱えて海外からの投資を求めているとも報じられた。

リークされた資料によれば、ブリスベン・ロアの昨季の損失は150万ドル(1.8億円)で、累計債務は350万ドル(4.2億円)になっていると考えられており、バクリー・グループのオーナーライセンスも剥奪の危機に瀕している。

しかしようやく今回決定的な解決に向かう方針が示された。バクリー・グループの元会長クリス・フォンは「木曜日に地元の第三者と秘密会談を行い、クラブの売却に向けた合意を取り付けた」と発表した。

まだ今のところは売却先の名前も明かされておらず、何も確定されたものはないが、この発表が本当であるとすればブリスベン・ロア消滅という最悪の結果は避けられることになる。

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