『Chronicle Live』は「イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、シャルケ04のカメルーン代表MFジョエル・マティプの獲得に向けて交渉を進めている」と報じた。

ジョエル・マティプは1991年生まれの23歳。カメルーン人の父親を持つドイツ生まれの選手で、2000年からシャルケの下部組織で育ってきた長身のボランチである。

2010年アフリカネイションズカップ前にカメルーン代表に招集されており、その後2度のワールドカップにも出場している。

シャルケは彼の放出についてはそれほど前向きではないものの、ニューカッスルは1000万ポンド(およそ19億4000万円)という価格でマティプを獲得出来ると考えており、クラブ間での交渉に臨んでいるとのことだ。

昨季成績が低迷したニューカッスル・ユナイテッドは、ホナス・グティエレスなどを放出している反面補強が進んでおらず、マイク・アシュリーオーナーには「野心がない」という批判が集まっており、シーズンチケットの売り上げも芳しくない状況となっている。

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