2014-15シーズン、15位でプレミアリーグ残留を決めたニューカッスル。新シーズンに向けたシーズンチケットの売れ行きが芳しくないようだ。『Telegraph』が伝えている。

オーナーであるマイク・アシュリーがタイトル争いに加わるためにこの夏巨額の補強費を投じるとして不満を抱くサポーターたちを説得しようとしているものの、チケットを売るのに苦労しているとのこと。これは、『The Mag』の調査で判明したものだそうで、およそ30パーセントが売れ残っているそう。

2014-15シーズン、ニューカッスルはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルに次ぐリーグ3番目に多い平均観客数を記録したものの、アシュリーの野心が欠如しているとしてファンからそっぽを向かれているという。

15年前にはシーズンチケット待ちのサポーターが1万5千人もいたが、アシュリー就任以降サポーター離れが急速に進んでおり、新たに監督に招聘したスティーヴ・マクラーレンの就任も関心を呼び起こせていないそうだ。

アシュリーがオーナーに就任した2007年以降、国内カップ戦において4回戦以上に進めたのは一度きり(2012-13シーズンのELではベスト8進出)。成績が残せていないことについて釈明する際、取締役のリー・チャーンリーがニューカッスルはカップ戦を勝ち取ることに関心はなく、プライオリティーはプレミアリーグに留まるであると繰り返し主張していることもサポーターの怒りを買っているとか。

ニューカッスルはこの夏いまだ1人も補強を行っていない4つのクラブのうちのひとつ。QPRのイングランド代表FWチャーリー・オースティンらをターゲットとしているというものの、その獲得が厳しいことをクラブも感じているとも伝えられている。

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