7月6日、国際サッカー連盟(FIFA)は「6月11日に行われた2018年ワールドカップ・アジア予選のイエメン対北朝鮮の結果を没収し、0-3扱いとした」と報じた。
元々試合は0-1で北朝鮮が勝利していたため勝ち点としては変化がないものの、得失点差が広がったほか、イエメンサッカー連盟には8600ドル(およそ105万円)の罰金の支払いが言い渡されている。
その原因はイエメン代表が出場停止中の選手を起用したこと。
この試合に先発出場したDFムディール・アル・ラダイーは、1次予選で行われたパキスタンとの2試合でともに警告を受けており、累積のためにこの試合に出場することは不可能だった。
恐らくイエメンは2次予選のスタートとともにリセットされたと考えて起用したと思われるが、北朝鮮側がそれを違反ではないかと申告し、FIFA側もそれを認めた形となった。
なお、ムディール・アル・ラダイーはこの試合でもイエローカードを受けている。