5月25日、AP通信は「FIFAは、赤道ギニア代表が出場資格のない選手を起用したとして、勝ち点3を没収した」と報じた。

問題となった試合は今年3月24日に行われたカーボヴェルデとのホームゲーム。赤道ギニアは4-3と勝利をおさめていたが、FIFAはこの結果を抹消し、0-3でカーボヴェルデ勝利の扱いとした。

なお、まだ赤道ギニアには控訴の権利があり、処分が撤回される可能性があるため、誰が出場不適格選手であったのかは明らかにされていないが、おそらく3月の試合に向けて帰化させたブラジル人9名のうち出場した選手(ディオ、ジュジソン、ヒカルジーニョ)の誰かであることはほぼ間違いないと思われる。

赤道ギニアは2012年にガボンとアフリカネイションズカップを共同開催し、初出場でベスト8に進出したことで知られている。

原油が産出されており経済的に恵まれた状況にあり、かつ人口が70万人と少ない小国の赤道ギニア。彼らは以前から全く居住経験のない、あるいは血縁もないことが疑われる外国人選手を帰化させることで代表チームを強化しており、多くの国から批判を浴びている。

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