GKペトル・チェフのアーセナル移籍がついに決まった。

宿敵チェルシーから33歳の守護神を引き抜くのに費やした移籍金は1100万ポンド(およそ21億円)とも言われている。GKとはいえ、33歳の選手に対する移籍金としては相当な額と言える。

とはいえ、チェフがこれまでプレミアリーグで残してきた数字はまさに圧巻と言えるものばかり。『Opta』が提示してくれている様々なデータを見てみよう。

「3000分以上出場しているプレミアリーグのGKにおいて、時間あたりの失点率が最も低いのがチェフ」

「(チェフがチェルシー入りした)2004年8月以降、プレミアリーグで最も多くクリーンシートを達成しているGK→162試合でチェフがNo.1」

「プレミアリーグ史上、ひとつのクラブにおいて最も多くのクリーンシートを達成しているのはチェフ→162試合」

「ここ3シーズンのプレミアリーグにおいて、最もシュートセーブ率が高いのはチェフ→78%」

「50試合以上に出場しているプレミアリーグのGKにおいて、最も勝率が高いのはチェフ→66%」

チェルシーというチームの強さもあるだろうが、まさにプレミア史上最高峰のGKといえるチェフ。また、こんなデータもあるようだ。

「プレミアリーグの試合において、チェフ相手に4点以上取ったのはアーセナルのみ」

一方で、「チェフはプレミアリーグにおけるアーセナル戦ここ10試合のうち6試合でクリーンシートを達成している」 そう。

ある意味アーセナルの天敵だったチェフ。チームにとって、そしてグーナーにとって、心強い補強となったといえるはずだ。

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