27日(土)に行われたJ1ファーストステージ最終節をもって、ブンデスリーガのマインツへと移籍することになったFC東京の武藤嘉紀。
清水エスパルス戦のチケットは完売になり、味の素スタジアムには4万1363人のファンが押し寄せた。
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— FC東京 広報部 (@fctokyo_express) 2015, 6月 19
そんな武藤はFC東京でのラストゲームを3-2と勝利。前田遼一にアシストを供給するなど自身のラストゲームに花を添えた。
試合終了後には武藤の退団セレモニーが行われ、ファンの前で武藤が涙交じりに語った挨拶の全文をご紹介しよう。
武藤 嘉紀(FC東京)
「えー・・・、泣かないと決めていたんですけど・・・(涙でなかなか話し始めることができず)。
小学3年生の時からスクールでFC東京に入って、それから13年間FC東京にお世話になって、今の僕があるのも、支えてくださったファンサポーターの方々をはじめ両親、監督、チームスタッフ、僕に携わってくれた全ての方々のおかげだと思っています。
今日も最後自分でゴールを決めたかったんですけど、チームメイトに助けられて無事勝利してドイツに渡ることができます。
自分一人じゃ何もできない僕を支えてくれたチームメイトだったり、今日もこのような多くのサポーターの方々に集まっていただき、自分は本当に恵まれていて幸せだと改めて実感しました。
何一つタイトルも結果も残せなかったですけど、この恩は絶対に日本代表、そしてドイツでしっかり結果を出して返していきたいと思います。
日本に帰ってきたら、是非またFC東京に温かく迎えていただけると嬉しいです。
本当に1年間半幸せでした。ありがとうございます」
※あえて口語調のまま掲載