6月25日、フランス・リーグアンのリールは「ニースからMFエリック・ボーテアクを獲得した」と公式発表した。
契約期間は3年。移籍金は公表されていないが、『L'Equipe』の報道によれば240万ユーロ(およそ3億3000万円)であるとのこと。
エリック・ボーテアクは1987年生まれの27歳。サンテティエンヌの下部組織出身であるがトップチームに昇格することは出来ず、2007年にカンヌへ移籍してデビューを果たした。
2010年に移籍したディジョンではリーグ・アン昇格を成し遂げ、2011-12シーズンには日本代表MF松井大輔と同僚だったことでも知られている。2012年からはニースでプレーし、コンスタントに活躍を続けてきた。
体格には優れていないものの豊富な運動量と果敢な仕掛け、そして左足から繰り出す豪快なシュートやフリーキックが魅力のアタッカーで、サイドバックの経験も持っている。
今季エルヴェ・ルナール新監督を迎えたリールはアルゼンチン人DFレナト・シベッリを獲得しており、これが今夏二人目の補強となった。
また、『L'Equipe』によればリールは今季バーゼルからバスティアに貸し出されていたコートジボワール代表FWジョヴァンニ・シオの獲得にも動いているという。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ