6月24日、『L'Equipe』は「かつてリヨンやPSGで活躍した元フランス代表GKグレゴリ・クペは、解説者業からの引退を宣言した」と報じた。
2011年にパリ・サンジェルマンで現役を引退したクペは、その後CFootやRMC、などで解説者としての仕事をスタートさせ、メディアで活躍していた。
しかしその仕事を始めて4年が経った今夏、解説者としてのキャリアを閉じるとともに、モロッコで指導者として歩み始めることを宣言した。
グレゴリ・クペ
「(グレゴリ、来季はRMC、BFMでコンサルタントを務めないという方針だと聞いたが、それは本当?)
ああ。僕はメディアへの出演は止めるよ! この4年間は美しい経験をさせてもらった。それは僕を受け入れてくれたと感じた。素晴らしい冒険だった。
(なぜ辞めるのですか?)
これは適切なタイミングなんだ。僕は典型的なコンサルタントではないし、僕はRMCやBFM TVへの出演は最終的に辞めることになった。
コンサルタントの仕事は楽しい思い出として残っている。しかし、このビジネスにおいては、もっと貴重な話を出来なければいけないんだ。僕はそれに十分ではなかったね!
メディアは均衡を保つために必要だと思っているが、多くの選手にとって必ずしも助けにはなっていないのも事実だと分かっている。我々は他に守るべきものがあると思う。それはメディアが期待するものではない。
(よりピッチに近い、新しく自由な時を楽しむ?)
そうだね。僕はジャケットとシャツをクローゼットにのこして、ショーツとジャージを探していくだろう。ピッチ、そこは自分が気分良くいられる場所だ。
僕はモロッコのマラケシュでフットボール・アカデミー・プロジェクトに関わることに決めた。
(どんな役割を?)
私はゴールキーパーコーチをするだろうが、おそらくチームも見ることになるとだろう。僕は伝えられる何かを持っていると思う。しばらく経てば、僕が選手を管理できる能力があるかないかは分かるだろう。新しい道を歩むときが待ちきれない。パンツを履いて待ってるよ!」