6月23日、『Gazzetta dello Sport』や『Giornalettismo』は「八百長に関与した容疑により、警察はカターニア・カルチョ会長を務めているアントニーノ・プルヴィレンティ氏などを含めた7名を逮捕した」と報じた。
今回逮捕されたのは以下の7名。
・アントニーノ・プルヴィレンティ
(カターニア 会長)
・パブロ・コセンティーノ
(カターニア 前マネージングディレクター)
・ダニエレ・デッリ・カッリ
(元イタリアU-23代表DF カターニア ゼネラルマネージャー)
・ジョヴァンニ・インペッリツェッリ
(エージェント)
・ピエロ・ディ・ルツィオ
(エージェント)
・ファブリツィオ・ミロッツィ
(エージェント)
・フェルナンド・アルボッティ
(エージェント)
彼らはいくつかの試合において試合結果を操作することにより不正に金銭のやりとりを行っていたという容疑がかかっており、これらはカターニアのアンチマフィア総局の調査によって判明したもの。
彼らは2014-15シーズンのセリエBで降格を避けるために数試合の結果を「買った」と考えられており、捜査の中で行われていた盗聴の記録などによって証拠も存在しているようだ。拘束された7名については、現在自宅軟禁下に置かれているとのこと。
これらの事件の詳細については、本日検察庁が公式の記者会見を行い状況を説明する予定となっている。