ベトナムサッカー連盟(VFF)のレ・フン・ズン会長とチャン・クオック・トゥアン副会長が賄賂を受け取っていたとする告発状がマスコミや政府当局に届けられたことで、ベトナムサッカー界に激震が走っている。

告発状を送ったのは、2013年から2014年までVFFユース育成センターのセンター長を務めたグエン・バン・チュオン氏。

同氏は昨年、リストラが行われる事実を知って、これを免れるため、同会長と同副会長の要求に応じて現金1億VND(約57万円)を渡した。しかし結局、今年6月初めに理由もなくリストラにあったという。

チュオン氏は、「会長と副会長に直接会って真偽を問いただす準備ができている。贈賄側である自分も罪に問われるかもしれないが、それでも構わない。VFFからこうした醜聞がなくなるなら、それに越したことはない」と述べた。

なお、この報道を受けたズン会長は、マスコミの電話取材に対して、「事実無根で、全くのでたらめだ。」と収賄の事実を否定している。

(C) tuoitre, レ・フン・ズン会長(左)とチャン・クオック・トゥアン副会長(右)

記事提供元:「ベトナムサッカー連盟、元職員の告発で会長と副会長に収賄疑惑が浮上@Vietnam Football

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