プレミアリーグで7位と沈み、欧州カップ戦への出場権を逃したリヴァプール。
昨シーズンは終盤まで優勝争いを演じ、さらには夏に積極補強を行ったことなどを考えると、サポーターにとっては耐えがたいシーズンとなったはずだ。
FULL-TIME: It finishes 1-1 at Stamford Bridge between Chelsea and #LFC after Gerrard cancelled out Terry's opener pic.twitter.com/69HbobcNCB
— Liverpool FC (@LFC) 2015, 5月 10
今シーズンのリヴァプールは、シーズンの締めくくりもパッとしなかった。
スティーヴン・ジェラードのアンフィールド最終戦ではクリスタル・パレスに1-3と敗れると、シーズン最終戦もストークに6-1と大敗。ジェラードの誕生日に開催予定だったFAカップ決勝にも駒を進めることができず、ファンの期待を大きく裏切ったシーズンとなった。
そんなリヴァプールだが、「ある条件」を適応すると2014-15シーズンのプレミアリーグで首位に立っていたのだという。
ブックメーカーである『Coral』が投稿したのがこの内容。
One of those 'If only goals scored by...counted' table. English players in the Premier League = #LFC Champions. pic.twitter.com/w6g4UBg1Xk
— Coral (@Coral) 2015, 6月 15
こちらは、「もしイングランド人のゴール数だけをカウントしたら・・・」という条件を適応した場合の2014-15シーズンのプレミアリーグの順位表である。
ご覧の通り、リヴァプールが1位につけている。しかも2位クリスタル・パレスとの勝ち点差は11とダントツである。
もちろんこれはあくまで仮定の話であり、ある種の“お遊び”である。しかし、シーズンを通して結果の出なかったリヴァプールだが、他のクラブと比較してイングランド人選手が結果を残しているということは言えそうである。
リヴァプールで得点をあげたイングランド人選手は以下の通り。
スティーヴン・ジェラード:9得点
ラヒーム・スターリング:7得点
ジョーダン・ヘンダーソン:6得点
アダム・ララーナ:5得点
ダニエル・スターリッジ:4得点
リッキー・ランバート:2得点
グレン・ジョンソン:2得点
計:35得点
リヴァプールは今シーズン52得点をあげているので、うち67.3%がイングランド人によるゴールということになる。
そんなリヴァプールはこの夏、すでにジェームズ・ミルナーとダニー・イングスという才能あるイングランド人選手を獲得している。来シーズンはこうした条件下だけではなく、一般的なリーグ戦でも好成績を残したいところである。