先日、バルセロナとの契約延長を発表したDFダニ・アウヴェス。

その報道はやや意外性をもって伝えられた。

と言うのも、アウヴェスとバルセロナの契約はこの夏切れることから移籍が濃厚としきりに伝えられており、PSGやマンチェスター・ユナイテッドが移籍先としてあがっていたのだ。

さらにはCL決勝の翌日、バルセロナはセビージャで今シーズンブレイクしたアレイクス・ビダルの獲得も発表しており、アウヴェスが退団する可能性は高いと目されていた。

しかし、アウヴェスはバルセロナとの契約延長を決断。32歳にしてチームと2年契約を結んだ。

キャリアの転機に大きな結論を下したアウヴェスだが、バルセロナ残留にはあの選手の説得があったようだ。

ダニ・アウヴェス(バルセロナ)

「メッシが私に言ったんだ。

『ダニ、残留してくれよ。ここより良いところなんてあるのかい?』とね。

ずっと昔、私たちはこのクラブでどれだけ素晴らしい生活を送っているのかについて話し合った。

この街には素晴らしいものがあるし、気候も最高だ。そういったすべてがこの決断を生んだんだ。

メッシと私は、1年前にも話をした。どこかのクラブが私たち2人を獲得したがっていると報じられた時だ。

私たちは、他のクラブではこれほど素晴らしいものを手にできないだろうと話したんだ。

三冠の祝勝セレモニーの日、またこれまでにも何度も言ってきた通り、私は愛するクラブにただ在籍しているだけだよ」

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