6月7日、『Daily Star』は「イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、リヨンに所属しているフランスU-21代表DFサミュエル・ウンティティの獲得を検討している」と報じた。
サミュエル・ウンティティは1993年生まれの21歳。カメルーンの生まれであるが、若くしてフランスに渡りリヨンの下部組織で育成されたディフェンダーである。上背はないものの、豊かなスピードと攻撃能力を備えている選手。
デビューシーズンから徐々に出場機会を増加させ、2013年あたりからは最終ラインでレギュラーに定着。かつては左サイドバックを務めていたが、近年はセンターバックとしてリヨンの守備を支えている。
リヴァプールは同じリヨンでプレーしていたことで知られるクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが今ひとつフィットせず、今季は守備面で苦戦。コロ・トゥレやシュクルテルは年齢の問題があり、ママドゥ・サコは怪我に悩んでいる。
将来的に長く使える戦力としてリヴァプールはウンティティをリストアップし、獲得に向けて動く意思を示しているという。
移籍金は1100万ポンド(およそ21億円)程度だと考えられており、マンチェスター・シティやアーセナル、インテル、レアル・マドリーなども興味を持っていると言われている(実際にそうなれば移籍金はもっと高騰するだろうが…)。