6月7日、『L'Equipe』は「ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクは、アトレティコ・マドリーに所属しているクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得に向かっている」と報じた。
記事によれば、ヴォルフスブルクが提示できる移籍金は1500万ユーロ(およそ21億円)であるとのこと。アトレティコへの移籍金については非公開であったが、およそ2200万ユーロ(現在のレートでおよそ31億円)であったと言われている。
マンジュキッチは2010年から2012年までヴォルフスブルクに所属していた経験があり、もし移籍が実現すれば3年ぶりの復帰となる。
しかしその一方で『Calciomercato』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得が難しいため、マリオ・マンジュキッチに狙いを定めている」と報じた。
先日カルロス・テベスの代理人が「去就については今後説明する」と話し、移籍の可能性を臭わせたことで話題になった。
ユヴェントスは既にパレルモからパウロ・ディバラを獲得しているものの、テベス退団に備えて前線の補強に着手。当初はPSGのカバーニを考えていたものの、価格の高さからかなり難しくなっているようだ。
そこで現在はセカンドオプションとしてマリオ・マンジュキッチをリストアップしており、獲得が可能かどうかを考えているとのこと。
なお、サッスオーロのシモーネ・ザーザとドメニコ・ベラルディも補強候補の一つとして考慮されている。