ブラジルサッカー連盟(CBF)は3日、コパ・アメリカの最終登録メンバーにフレッジ(シャフタール/ウクライナ)を追加することを明らかにした。
ブラジルは1日に右膝半月板の損傷が判明したルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク/ドイツ)の離脱を発表したが、代替選手は明らかになっておらず、ソウザ(サンパウロ)、ホムロ(スパルタク・モスクワ/ロシア)などがその候補に上がっていた。
しかしドゥンガ監督は予備登録メンバーの1人で、リオ五輪を見据え大会前の強化試合にフェリピ・アンデルソンと共にチームに帯同することが決まっていたフレッジを代替として選択した。
フレッジは1993年生まれの22歳。2012年にインテルナシオナウでデビューしすぐに頭角を現すと、2013年の夏にウクライナの強豪シャフタールへ移籍。セレソンには昨年11月、ホムロの負傷離脱により追加招集され、トルコ戦の終了間際にデビューした。
本職は左利きのメイア(攻撃的MF)だが、技術と活力を生かし中盤の低い位置でも機能するため、ドゥンガ監督は彼をボランチの一角として考えているようだ。なお、ブラジル大会でセレソンの9番を付けたフレッジとは同名の別人である。