6月2日、『kawowo』は「ウガンダ・プレミアリーグのKCCA FCが遠征中に深刻な交通事故に遭遇し、2名の選手が重傷を負った」と報じた。
カンパラ・キャピタル・シティ・オーソリティ、通称”KCCA FC”は2012-13、2013-14シーズンのウガンダ・プレミアリーグを連覇した国内屈指の強豪クラブ。
記事によれば、彼らは火曜日に本拠地を置くカンパラを出発し、土曜日に予定されているウガンダ・カップ決勝の試合会場となるントゥンガモへと向かっていたという。
ところがその途中にあるライアントンドの周辺で他の車両と正面衝突する事故を起こしたとのことだ。
そして、被害を受けた車に乗っていたウガンダ代表DFサヴィオ・カブゴ、同代表FWデイヴィッド・オブアの2名が深刻な怪我を負い、危険な状態で近隣のムバララ病院に運ばれたという。
サヴィオ・カブゴは1990年生まれの20歳。2012年からウガンダ代表に入っており、アフリカネイションズカップ予選でもプレーしたディフェンダーである。
デイヴィッド・オブアは1984年生まれの31歳。南アフリカのカイザー・チーフス、スコットランドのハーツでもプレーした左利きの選手で、ウガンダ代表では58試合に出場してきたベテランである。
正式にクラブのメンバーにはなっていなかったが、今夏の引退を前にして練習参加を行っており、今夏ウェールズにコーチング研修へ行く予定であった。
幸いにも彼らの状態は安定しているとのことで、即座に命の危険はないようであるが、クラブは土曜日に行われる大一番に重要な選手を失うことになってしまった。