5月31日、イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは「タイ遠征中に性的行為を行っていた映像が確認された3選手について、現在調査を行っている」と公式声明を発表した。
レスター・シティはタイの旅行会社キング・パワー・インターナショナルが所有しているクラブであり、タイ政府観光庁ともパートナーシップを結んでいることで知られる。
その縁もあってプレミアリーグのシーズンが終了した後にタイへの遠征を行っており、オフシーズン前の休暇を過ごしていた。
『Mirror』などの報道によれば、問題になった映像はこの時に撮影されたものと考えられている。チームに所属しているFWトム・ホッパー、DFジェームズ・ピアソン(ナイジェル・ピアソン監督の息子)、GKアダム・スミスの若手3名がホテルの部屋で現地の女性3名と性行為に及んでいるものだった。
さらにその中ではタイの女性を「スリット・アイ(細い目)」と呼んで嘲笑している場面が映っており、人種差別的行為が行われていることでも問題視されている。
この映像は携帯電話で撮影されたもので、友人との間で共有されており、それが何らかの原因で流出したものと考えられている。
この3名は既に英国に呼び戻された上でクラブからの事情聴取を受けており、正式な調査のプロセスが終了次第何らかの処分が言い渡されることとなる。