先月25日、これまでの4サイロを廃盤にして今夏から展開する新作サッカースパイク、『X (エックス)』と『ACE (エース)』を全世界で発表したadidas。

その2サイロともに、新たな柱となるスパイクを本日1日に公開した。

adidas MESSI 10.1

“第三の矢”として放たれた新スパイク、『MESSI (メッシ)』。

言うまでもなく、常に勝利を追い求めるバルセロナのアルゼンチン代表FW、現在「無敵」といえるほど絶好調なリオネル・メッシのために開発されたモデルだ。

アッパー前足部には、薄く柔らかい人工皮革のソフトハイブリッドシンセティックレザーを使用。素足感やしなやかなボールタッチ、軽量性などメッシがスパイクに求めるあらゆる要素を高いレベルで実現した新素材だ。

青みがかったカラーリング。その中でも特徴的な“外観”の一つが、「メッシケージ」と呼ばれるホールドパーツだろう。細かくクイックな前後左右への動きとアジリティをサポートするべく、樹脂素材を成形してシューレースホールと連結することで中足部における足とシューズの一体感を高めている。

ぺバックス素材のアウトソールは、先端部と末端部には丸型、中間部には刃型というコンビネーションスタッドを採用。その名も「メッシスタッド」はメッシが求める高さ、傾斜、形状などを忠実に再現し、驚異的なスピードやクイックネスに貢献する。

ラインアップは、プロ・トッププレーヤー向けが天然芝・人工芝用であるこの『MESSI 10.1 FG/AG』。さらに、ジュニア向けでトップモデルの『MESSI 10.1 FG/AG/HG J』やテイクダウンモデルの『MESSI 10.3 HG J』などが展開される。

それぞれ対応グラウンドが異なるため購入する際には注意が必要だ。『MESSI 10.1 FG/AG』の価格は、22,500円(税抜)。

※HG=Hard Ground(主に土)、FG=Firm Ground(主に天然芝)、SG=Soft Ground(柔らかいピッチ)、AG=Artificial Ground(人工芝)。

キャラクターとしては『アディゼロ F50』に非常に近い印象である。

『X』と『ACE』同様、『MESSI』も6月6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝において、もちろんメッシが初使用(というかadidasの契約選手では彼しか履かない限定モデル)。発売日は7月1日となっている。

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