エクアドル代表のグスタボ・キンテーロス監督は26日の記者会見なかで、25日に手術を行ったマンチェスター・ユナイテッドのアントニオ・バレンシアがコパ・アメリカを欠場することを発表した。
キンテーロス監督はバレンシアと話し合って確認したことを明らかにし、
「(足首の)プレートやボルトがプレーに支障をきたしていたため、バレンシアとユナイテッドの医師が(それを取り除く手術を)決定した」
「それは事前に計画されたものではなく、アントニオにとって緊急手術だった」
と、回復までに2~3週間を要するバレンシアの大会欠場を発表するとともに、クラブの意志決定による急遽手術であったことを強調。
「(10月から始まるロシアW杯の)予選までには100%にしてほしい」
と話した。
バレンシアは今シーズン、ルイス・ファン・ハール新体制で右サイドバックにコンバートされプレミアリーグで32試合に出場した。
24日に行われたハル・シティとの最終戦にもフル出場し元気な姿を見せていたが、翌25日に自身のインスタグラムで手術を行ったことを公表。しかしFEF(エクアドルサッカー連盟)はこのことを直前まで知らされておらず物議を醸していた。
なお、予備登録メンバーに選出されているアンヘル・メナも負傷により離脱が疑われていたが、23人を発表する6月1日まで経過を観察するとのこと。また、一部メディアではフィテッセのレナト・イバーラも筋肉の違和感により出場が危ぶまれているという。