5月26日、『BBC』は「イングランド2部フットボールリーグ・チャンピオンシップのダービー・カウンティは、来季の監督としてレアル・マドリーのアシスタントコーチを務めていたポール・クレメント氏を招聘する方針を固めた」と報じた。

今季2部リーグで8位となり、昇格プレーオフ進出を逃したダービー・カウンティ。シーズン終了後にスティーヴ・マクラーレン(ニューカッスル後任の噂がある)氏を解任しており、指揮官が不在の状況となっている。

そして、ダービーはその空白となった指揮官のポストにポール・クレメント氏を迎える方針を固めたとのこと。以前から候補の一人であるとは言われてきたが、どうやらそれが一本化されたようだ。

ポール・クレメントは1972年生まれの43歳。選手としてはアマチュアのキャリアしかないものの、23歳からチェルシーのアカデミーコーチとして働き始め、指導者として実績を重ねてきた。

チェルシー時代に仕えたカルロ・アンチェロッティ氏に連れられてパリ・サンジェルマン、レアル・マドリーでも指導を行った片腕的存在であり、上司が先日解任となったことから去就が注目されている。

彼はまだヘッドコーチとしてチームを率いたことはなく、もしダービーと契約することになれば初の監督挑戦となる。

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