クラブW杯優勝を除けば今季は残念ながら無冠となったレアル・マドリー。アトレティコとの激闘を制し、悲願であったデシマを成し遂げてから1年が経とうとしている。
リスボンのダ・ルスで行われた昨季のCL決勝は延長戦でマドリーが3点を奪って勝負を決めるという白熱の展開だった。エースのクリスティアーノ・ロナウドは4点目となるPKを決めるなど、120分間フル出場していた。
そのロナウドとフロレンティーノ・ペレス会長との試合前のやり取りと思われる映像が今になって秘かに話題を呼んでいるようだ。
ホテルの食堂だろうか。1人スマホをいじっていたロナウドのもとに歩み寄ったぺレスは頭を撫でながら会話を始めている。
この動画の出どころは不明であり、時期など詳細も分からない。スペイン語のキャプションと英語字幕だけが頼りだが、このような会話をしていたとされている。
ロナウド「間違いなく」
ペレス「だが、(ヒザは)痛くないかい?」
ロナウド「少しだけ」
ペレス「だが、ちょっとだけかな?私たちは君に何も起きて欲しくない(もしくは、何か悪いことが起きる問題はないかい?)」
ロナウド「もし何かあっても、構いません。何も起きませんよ。ただ、もしそうなっても(欠場する、もしくは今日負けるよりは)そうなるほうがいいです…」
ペレス「今日は世界中の10億人の人々が私たちのことを見る」
ロナウド「今日は今日、明日は明日です」
ベンゼマやペペ(この髪型は確かに1年前当時のもの)が現れたことで、2人の会話は終了。上記がおおよその会話内容だと思われる。
なんとしてでもファイナルに出場し、もう一度ビッグイヤーを掲げたいというロナウドの強い思いが垣間見えるとして話題になっているようだ。
そういえば、昨年のワールドカップでロナウドはヒザの状態が懸念されていた。すでにCL決勝時点で痛みを抱えていた、ということなのかもしれない。