バイエルン・ミュンヘンのスポーツディレクター、マティアス・ザマーは、クラブ内にマリオ・ゲッツェ売却を望む者は誰もいないと主張した。
名誉会長であるフランツ・ベッケンバウアーがピッチ内での態度について批判した事によって浮上したゲッツェ移籍の噂話。ジョゼップ・グアルディオラも売却の意思が無いことを明言しているが、マンチェスター・シティやアーセナルが獲得を狙っていると英国メディアが盛んに報じている。
クラブとしては早く沈静化させた所であり、補強担当であるザマーも移籍の可能性を否定し、ゲッツェへの信頼を強調している。
マティアス・ザマー
(バイエルンSD、元ドイツ代表)
「ゲッツェは今年本当に一生懸命やってくれたし、来年は次のステップに進むことになるだろうね」
「バイエルンでは、時々(今まで簡単だったことが)簡単じゃなくなることがある。しかし、もしここにいるなら、それは(その選手が)偉大だからだよ」
「ドルトムントの時より我々と一緒にプレーしている方が彼は良いプレーをしている。彼は我々と共に世界王者になり、我々に素晴らしいタイトルをもたらしてくれた」
なお、ゲッツェとバイエルンの現在の契約は2017年の夏まで。契約満了まで残り2シーズンということもあり、移籍の噂が盛んになる頃合いと考えて良いだろう。