29日行われたEURO2016予選、ドイツ代表はアウェイでグルジア代表と対戦した。

前半のうちに12本のシュートを放つなど、主導権を握っていたドイツ。グルジアの堅い守備の前になかなかゴールを割ることができなかったのだが、前半終了間際に2ゴールを奪って見せた。

中でも1点目はマルコ・ロイスによるゴールだったのだが、アシストを記録したマリオ・ゲッツェのプレーが秀逸であった。

39分、メスト・エジルからのパスを受けたゲッツェはファーストタッチをふわりと浮かせ、相手選手を1人交わす。するとそこから抜群のコントロールでボールをキープし、相手選手4人をひきつける。最後はフリーのロイスがゴール左隅に流し込み、これが貴重な先制ゴールとなった。

この日も1トップのポジションに入ったゲッツェ。この試合を解説していた「ミスター・ブンデスリーガ」こと鈴木良平氏も「このトラップは狙ってますね」と発言しており、スペースのないエリアで類まれなテクニックを見せつけたのであった。

なお、試合は2-0でドイツが勝利している。

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